• サステナビリティ
    事業運営


    「サンローランにとって、サステナビリティはすべての基本となるコミットメントです。これはマーケティングのための行動ではなく、気持ちのあり方です」
    FRANCESCA BELLETTINI, CEO

    外部パートナーに厳格な基準を設定することに加えて、サンローランはそのサステナビリティの原則と業界をリードする実践を社内全体に適用します。

    エネルギー消費。 2022年には、サンローランのアトリエ、オフィス、ストアで消費された電力の100%が再生可能エネルギーによるものになります。また、代替エネルギーの使用を優先事項として位置付け、アンジェにあるレディ・トゥ・ウェアのアトリエではバイオマス発電システムを活用しています。

    環境認証。 29の拠点で環境認証を取得し、26のストアが最優秀賞であるLEED (LEADERSHIP IN ENERGY AND ENVIRONMENTAL DESIGN) PLATINUMステータスを獲得しています。パリ ベルシャス通りにあるサンローラン本社は、イギリスやフランスの認証制度であるBREEAMおよびHQEから、「EXCELLENT」および「EXCEPTIONAL」の各レベルの認証を獲得しています。新しい拠点はすべて厳格な環境ガイドラインに基づいた設計、開発、運用が行われており、世界中に展開するストアで省エネ性能の高いLED照明を100%近く採用しています。

    サステナブルなパッケージング。 パッケージングには、GLOBAL ORGANIC TEXTILE STANDARD (GOTS)認証コットンで作られたフランネルなど、環境負荷が少なく、正式な認証を受けた素材を主に使用しています。ショッピングバッグにはリサイクル原料を少なくとも40%含む紙を使用し、FOREST STEWARDSHIP COUNCIL (FSC)による認証を受けています。手提げ部分には、GLOBAL RECYCLED STANDARD (GRS)による認証を受けたリサイクルポリエステルを使用しています。薄葉紙、文房具、印刷物、ギフトボックスもFSC認証を受けています。2023年中には、黒いボックスはすべて100%リサイクル可能な素材に以降する予定です。

    使い捨てプラスチックの排除。 業務全体で使い捨てプラスチックを排除するというサンローランの約束の一環として、社内の従業員、スタッフ、イベント参加者には、再利用可能なコップ/ウォーターボトルが提供されます。また、2022年スプリングコレクションから、輸送中に使用される衣服カバーはすべて再利用可能になります。100%リサイクル可能なプラスチック素材のカバーは、アトリエからストアまでそのまま使用されることになります。さらに、2023年中には、プラスチック製品保護要素は、サステナブルな紙やサステナブルに調達されるセルロースベースの繊維などの代替品に移行する予定です。