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    GREEN LENS
    制作:ダグ・エイケン
    コミッション:アンソニー・ヴァカレロ
    サンローラン
    ヴェネツィア 7月16日- 30日


    「グリーン・レンズ(Green Lens)」は、サンローランのクリエイティブ・ディレクター アンソニー・ヴァカレロがアーティスト ダグ・エイケン(Doug Aitken)に制作を依頼した大規模なインスタレーションです。本インスタレーションとイタリアヴェネチア市の風景の融合は、未来に向けたエコを題材とするストーリーを生み出します。 ラ・チェルトーザ島に設置された「グリーン・レンズ」は体験型のアートワークであり、創造力を掻き立てる新たな文化的スポットです。

    景色や植物を反射させるクリスタルの万華鏡のようなインスタレーションを通して未来を想像させます。独立したアートワークの外観は、雲や霧、植物が入り交じる反射によってミステリアスな存在感を放ちます。アートワークの内観は、景色や空、変化し続ける環境を映し出し、流動的で大規模な空間が拡がります。このインスタレーションは、風景をそのまま抽象化した作品なのです。

    「グリーン・レンズ」は、自然の風景と私たちの未来をつなぐ対話を引き起こします。21世紀を生きる私たちは、未来と自然環境との調和のあり方に目を向け、バランスの取れた世界づくりを提唱します。私たちは創造力とともに過去の遺産を再構築し、環境を改めて見直して、流動的で活力に満ちた日常を求めています。 固定観念に捉われない体験型の本アートワークは、ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展の一部として7月末まで一般公開されます。自然とイノベーションが融合するシナジーが生み出される場となり、すべての訪問者が未来に希望を持つことを目的としています。

    また「グリーン・レンズ」では様々なダンサーやミュージシャン、表現者によって解釈される未来に焦点を当てた刺激的なパフォーマンスの場となります。「グリーン・レンズ」のテーマは「未来とは?」。クリエイティビティやカルチャー、パフォーマンス、ミュージック、ボイスなど、その場で繰り広げられるアートステージは撮影され、誰もが疑似体験をできるよう公開されます。

    「グリーン・レンズは生きたアートワークです。アートワークであり、インスタレーションであり、ステージです。それは希望やアイデアを発信し問いかけると同時に、パーソナルな体験を味わう旅の目的地となる灯台のようです。コロナ後の未来へアイデアとビジョンの共有を可能にする拠点...未来への賛辞と探求」—ダグ・エイケン「サンローランが創り出すものは、常にアートとファッションのクリエイティビティを組み合わせたものです。これらのコラボレーションを通して、さまざまな分野の芸術的ビジョンをユニークなアートワークに統合したいと考えています」

    とアンソニー・ヴァカレロは述べています。


    来場者情報
    サンローラン X グリーン・レンズ X ダグ・エイケン ラ・チェルトーザ島
    開催日時:月曜日ー日曜日
    7月16日
    10:00 A.M. - 7:00 P.M.
    7月17日 - 7月30日
    10:00 A.M.-10:00 P.M.
    最終入場時刻: 閉場時刻の15分前
    サンマルコ広場からラ・チェルトーザ島まで毎時、無料シャトルが出発
    サンマルコ広場発の始発便:10:00 A.M.
    サンマルコ広場発の最終便: 9:00 P.M. (7月16日は6:00 P.M.)
    ラ・チェルトーザ島発の最終便:10:15 P.M (7月16日は7:15 P.M.)